この記事はアルバイト募集・人材募集をしているがうまくいかない、という方のための内容です。
前書き
この方法を用いて毎月2人~3人とコンスタントに応募が来ました。
実績のある記事を公開し、解説していこうというものです。
内容を真似してチラシで配ったり、店舗・会社入り口や中に貼り付けても良いですしブログに記載してもよいと思います
時給が安いのにコンスタントに募集が来た理由
簡単に説明すると理由は下記です。
時給が安いというデメリット以外のメリットを押し出すことにしました。
そのための情報収集を行っています。
募集が来るための記事制作では特定の人向けにしたかったのでペルソナマーケティングを行っています。
また記事制作ではセールスコピーという文章術を用いて記事を記載しています。
メリットを十分に押し出すために情報量が限られる求人サイトや求人雑誌への掲載はやめてホームページを新規で制作してそこで募集をかけています。
ではどうやっていったのでしょうか?
経緯
まず相談を受けてからアルバイト募集に至るまでの経緯を簡単に記載しています。
-
悩み相談を受ける
相談受付後、調査を開始
-
記事作成
課題や問題を洗い出し、解決策を検討、募集のための記事制作
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WEBサイト制作
WEBサイトに募集専用ページを設置、設置数か月後に月2、3名の募集成功
-
別のサイトで再現性確認
同内容でアルバイト募集で悩む飲食店でも同様の効果があることを確認
問題
課題
情報収集と分析
情報を集めて何が悪いのか分析していき、解決策を練っていきました。
なぜ一人も応募がなかったのか問題の原因を探って解決する必要があると判断したのでその情報収集と分析をすることと「時給が低い」という課題をどう克服するか?がポイント、情報収集して何が悪くてどうすればよいか考えていきました。
情報収集①アルバイトの決め手となるものは?
まずは情報収集しました。
このアルバイトは時給が安いことがネックだと予想がつきました。
時給の良し悪しがどれくらい影響があるのか気になったので人は何を決め手にアルバイトを決めているのか?客観的にわかる情報がないか調べてみました。
また時給以外でアピールできるところはないか探す必要があったからです。
大学生300人に聞いた「バイトの決め手」のアンケート結果から、第1位が時給、第2位が家から近い場所ということがわかりました。
この店の課題である時給の低さはかなりクリティカルな問題だということがわかりました。
時給や場所だけで決められてしまうのは残念ですし悲しいですね。
オーナーさんからはこれ以上時給は上げられないということなのでなにか別のアピール方法を考える必要がありそうです。
例えばこの飲食店は駅から徒歩1分圏内であり通勤が楽であること、週1日4時間から勤務できるなどシフトの柔軟さがあることです。
アピールできることとして覚えておきます。
大学生300人に聞いた「バイトの決め手」
※2022/2/22タウンワーク調べ
順位(%) | 項目 |
---|---|
1位(24%) | 時給の高さ |
2位(22%) | 場所が家の近く |
3位(16%) | 仕事内容にひかれた |
4位(15%) | シフトの柔軟さ |
5位(4%) | 友人がやっている |
その他(29%) | - |
情報取集②求人雑誌や求人サイトは情報量に制限がある
求人サイトや雑誌には当たり前ですが決められた範囲、決められた情報量しか載せられない。
基本的な募集要項は載せられるが文字数、写真の掲載枚数に制限があり魅力を十分に伝えきれないでいたと推測されます。
上位プランやオプションでさらに情報を載せることができますが経費がプラスアルファでかかるというデメリットがあります。
掲載できる写真はせいぜい数枚。1枚増やすだけで経費が上乗せされます。
分析と解決策
集まった情報を整理して解決策を探っていきました。
課題や問題から下記の2つのことを実施していく必要があることが見えてきました
解決のために行なったこと2つ
問題を解決できるアイデアを考えました。下記2つです。
使用したツールやスキル
使用する媒体はホームページ、SNS(twitterとInstagramを使用)、Googleマップ(Googleマイビジネス登録)
使用する記事の書き方はセールスコピー
マーケティング手に法はペルソナマーケティング
施策内容
新規でホームページを作ってしまいます。
「アルバイト募集専用のホームページ」だけでは味も素っ気もなく誰も見てくれないでしょう。
ですので店として集客目的のフツーのホームページを作ります。
表向きは店の紹介です。
真の目的はアルバイト募集として作ります。
文章はセールスコピーを用いたルール、構成で作ります。
記事の具体的な内容は、マーケティングから得た情報を用います。
魅力的な記事を作成したいのでターゲットを絞ります(ターゲットを絞り特定の人向けの方が魅力的になりやすいから)。
そのために応募してほしいと思う代表的な仮想人物を設定します。
ペルソナマーケティングという手法を用います。
その代表的な人物(=ペルソナ)が直面する問題、悩み事、気になることや興味を引くことを記載していくことでその方が記事に興味を示し、 このお店で働くとその問題が解決しますので募集してくれるような記事に仕上げる。
メリットとデメリット
この方法のメリットとデメリットをあらかじめ押さえておきます。
メリット
求人雑誌:34,000/月※ VS ホームページ:400/月 ※バイトルは4週間で34,000円、マイナビバイト・LINEバイトは4週間で34,000円、イーアイデムは4週間で34,000円、2022/2/21佐久間テクニカ調べ、
TwitterやInstagram等のSNSは無料です、Googleマイビジネスも登録や利用料は無料です。ホームページは共有レンタルサーバーおよび独自ドメインの取得費用として年間5000円弱ほどかかりました。
デメリット
たくさんの方に見てもらうにはSEO対策や広告を出す(1クリック数円~数十円)必要があります
雑誌や求人サイトはたくさんの方に見てもらえる確約ができているようなものです。
新規で作成したホームページは歴史もなく、周知されていませんし、とくに始めたばかりはGoogleなどの検索エンジンの自然検索でいくら検索しても絶望的に出てこないでしょう。
ホームページを運用してもたくさんの方に多く見てもらえる確約はありません。その施策が必要なのが課題と言えます。
SEO対策とHP制作は業者へ、経費がない場合は張り紙等で対応
たくさんの方に見てもらうため、例えばGoogle上で広告を出したりすることもできましたが、今回は経費削減のためSEO対策を実施しました。
このSEO対策で地域名+〇〇(〇〇は店のジャンル)という自然検索(オーガニック検索)で1位をキープしました。
また、SNSを使用しSNS上で何か投稿するたび、ハッシュタグ付き(例えば「#アルバイト募集」)で記載しています。
要はSNSなどHP以外の外部から興味を持った人をHPへ誘導できるようなジャンプリンクをSNSで記載することでアクセス数を伸ばそうと考え、SNSを採用しました。
SNSはTwitterとInstagramです。若年層の女性ターゲットのため特にInstagramの運用を選択しました。
Twitterは使いやすさとInstagramとちがい本文中にHPへのリンクが貼れるのでHPへの誘導がしやすい点で選びました
HPは自作すれば無料ですが手間がかかります。今後の集客目的も兼ね業者に依頼したり、紙に書いて配ったり、入り口に貼るなど少ない経費で効果を出す方法を検討する方法もあります。
実際のHP構成
募集のページ構成は上から、①見出し部分、②オープニング+リード、③スタッフの声、④オファー1(フック1)、⑤募集要項、⑥オファー2(フック2)、⑦問い合わせフォームとなっています。
①見出し部分
ポイント
注意を集める工夫が必要
見出しの解説:いかに読んでもらえるかという重要部分
見出し部分はいかにして興味を引き、読んでもらえるかにかかっている重要なタイトル部分です。
内容はインタビューした=現役のアルバイトスタッフさんの声を入れています。
これから働こうと考えている人にとって現役スタッフの方の証言は重要な情報と捉えているはずです。
ページを開いて一番上でかつ一番目に付くところでもあるので是非読みたいと思わせるようなタイトルをつけています。
これから読んでもらえるかはこのタイトルにかかっているので非常に重要でアイデアや知恵を絞って時間をかけて検討する必要があります。
②オープニング+リード:共感を得て次に繋げる役目
職場で働いている女性スタッフにインタビュー
取材日:20XX/XX/XX ライター:asakuma
昨今、働いても稼げない「ワーキングプアー」や給与の固定化をする企業も多くなったことから、副業が注目されるようになりました。
女性は、昼間はOLとして働きながら、夜はスナックやキャバクラといったところで収入を得て生活することを余儀なくされる厳しい時代となりました。
また、日本の離婚率は過去最悪で約35%前後(2018年)になっており、若くしてシングルマザーであることも珍しくない時代になりました。
そういった中、XXXXXXXX(店名)さんのように、昼OLをしている、シングルマザーである方を積極的に受け入れ、支援する店も少なくありません。
そんな”暗い時代”の中、私がインタビューして下記のことが非常に印象的でした。
女性が無理せず働ける”職場環境づくり”を店が行っていること
自由でのびのびと、楽しく働く女性達
暖かく見守るやさしい男性スタッフと客層 XXXXXX(店名)も「富裕層」から「サラリーマン」へシフトし、経営戦略も大きく変わってきました。
今後しっかりとした方向性を見定め、勝てる戦略を行っていけるかが、こういったお店が生き残っていく課題でもあります。
ポイント
アルバイトを募集してくる人の心理を読む
導入部分の解説
見出し部分(タイトル)で興味を持った人が続きを読んでもらえるようにする必要があります。
その為読んだ方は「うん、うん、そうだよね」と共感を得るような内容にしました。
また働きたいと思っている人の悩みや心配事を指摘し、それを店側は承知し、サポートする旨の内容にしています。
そして次のステップへつなげることが狙いです。
今回シングルマザーというペルソナ
を設定しています。シングルマザーの方は経済的に厳しく、働きたいが子供の面倒などがありなかなか働けずにいます。
そういった方をターゲットにしたマーケティングを行った結果決めています。
特にシフトを入れる時間が取れずに働ける時間が短かったり、急に子供が熱を出して休まないといけないなどシングルマザーの方には問題が多いです。
融通がつかないバイト先が多い中でこの店はその融通に合わせることができます、 働く人をサポートします、という「心配」を解消する狙いもあります。
③スタッフの声:信頼のおける情報の提供
私服でお店に出られるのが最大のメリット
~Yさん24歳、黒髪、アニメ声~
以前働いていたところはひどい上司がいました。
気に入らない人間は無視するなどひどい態度をとられていました。
とにかくストレスばかりたまる粗悪な環境でした。
でもここでは仕事に対して強制されることはないです。
とても自由で店長がとてもやさしいんです。
女の子同士もとても仲が良くて毎日楽しいです。
最低自給以下にはならないのでそこも気に入っています。店がやめられないです。
~Mさん30代 黒髪、ロング~
バイト同士の距離感が最高。店がやめられなくなりました。
そんなに自給は安くないです。普通だと思います。
バイトスタッフの年齢もバラバラで、接しやすく仲がいいです。
お客さんも4,50代の方が多いので、自分の年齢がどうとか気にならないです。他のスタッフに聞いてみた
~「この店のスタッフ同士ってぶっちゃけどうなの?」~
「仲が悪い」っていうのはホントになくて派閥とかグループ化してないというか、大人同士の付き合いがちゃんとできている。あとはみんな「楽しくいいバイト感覚」で来ているかな。
ポイント
信頼性を獲得する
スタッフの声の解説
アルバイトに限らず仕事は実際に働いてみないとわからないことは多くあると思います。
自分で働く前にそれを想像できる”生きた声”というのは働こうと考えている人にとって重要な情報なので非常に注視している部分で説得できるチャンスの部分でもあります。
インタビュー形式にしたのも店側の人間でない第三者がインタビューした内容ですので信憑性が高く信頼のおける情報を提供しています。
現代社会は情報がノイズのようにたくさん入りすぎてなかなか情報が伝えづらくなっています。
なのでホームページなどインターネットからの情報は「本当かな」と疑ってみている方が多いのが現状です。
そういった不安への対処が必要ですのでスタッフの声というのは働くか否かの判断材料となり、信頼性を上げる重要な情報ですので掲載しています。
④オファー1(フック1):思い立ったら応募してもらう
女性スタッフ募集 今すぐご連絡を↓
電話又は下記問い合わせフォームよりお問い合わせください。
電話 XXX-XXX-XXXX 又は 090-XXXX-XXXX(担当:XX)
電話受付時間:XX:XX~XX:XX(日曜日は除く、開店~閉店までの時間であれば基本OKです。)
ポイント
強く後押しする、募集が来るかはどれくらい信頼を獲得できたか、にかかっている
オファーの解説
オファーというのは「応募してくださいという行動を強く促すこと」です。
ここまでの内容で働きたいという気持ちが昂った方がすぐ行動に移せるように応募用フォームか電話できるように問合せ用のジャンプリンクを設定したり、電話番号を記載しています。
「問い合わせフォーム」という文字をクリックすると問い合わせフォームにジャンプできるリンクを貼っています。
気持ちが冷めないうちにすぐ行動してもらう必要があります。そのためにも強く後押しすることが重要です。
問い合わせフォームは一番下に設置してあるのですごい長い記事の場合で下までスクロールするが面倒だという人はそれだけでページから離れる可能性があり、それを回避するためでもあります。
ホームページに設置している問い合わせフォームはメールアドレスがあるパソコンやスマートフォンから24時間年中無休で受け付けられるメリットがあります。
スマートフォンを持っている方ならいつでも、どこでも応募できます。
電話番号も記載していますが、この店は24時間受け付けることができません。
メールの方が電話よりも手間や気を使わなくてもよいので問い合わせしやすいので電話のみよりも応募件数が増える傾向です。
⑤募集要項:表形式で
(求人情報)アルバイト募集要項
時給:[1]時給XX00円~XX00円+α
勤務時間:XX:00~XX:00(短時間OK)
勤務地:松戸
資格:18歳以上の方
応募条件:週1日から短時間OK
待遇:日払いOK、体験入店あり(短時間でもOK)、インセンティブ(手当)あり、服装自由、髪型、ピアス、アクセサリー自由
応募方法:お電話又は下記問い合わせフォームよりお願いいたします。
お問い合わせ先:問い合わせフォーム又はXXX-XXX-XXXX 又は 090-XXXX-XXXX(担当:XX)
お店より:このままだと私今月金欠~、携帯代とか大丈夫かな?
ほしかったあの服もバッグも、化粧品も無理かも…。
その悩み、解決しましょう!
・(安心して働けます)常連のお客様が多い!
・会社帰りの普段着のままで大丈夫!服装自由
・(安心して働けます②)スタッフ同士の仲はすごくいいです。
未経験の方、経験者のある方、ブランクの方、
楽しく働きたい方ぜひ♪
(条件)
・18歳以上の女性
・週1回、数時間以上働ける方
・経験/未経験問いません
(保証)
・最低時給保証
どんな些細な事でも、何でも相談してください!
仕事内容
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
ポイント
アルバイトとして働くとこんないいことがありますよ、という具体的な表現。おまけや保証も大事な要素
募集要項の解説
時給や勤務地、条件等を表形式で分かりやすく記載します。
漏れなどないように記載します。面談時に説明する必要がある複雑なこともあると思いますがなるべく応募してくる方がわからないことがないように網羅する必要があります。
漏れや不明点があるとそれだけで応募するのをやめる場合があるのでそれを避けるためです。
漏れがないようにするためには求人サイトやほかの一般の会社の募集要項等同業者の求人情報を参考に真似するといいと思います。
ペルソナを意識して記載すると募集要項もより有効でしょう。今回の場合、勤務時間が少なかろうと「最低時給」の保障があることを記載しています。
バイトに来てもらうとこんな特典や保証があるということはアピール材料として入れておくとそれを判断材料にしている可能性もあります。
⑥オファー2(フック2):思い立ったら応募してもらう
オファーの解説
次がもう最後の問い合わせフォームなのでここにオファーを置かなくてもよいかもしれません。
⑦問い合わせフォーム
ポイント
最低限の名前、連絡先は入れる
別のページに問い合わせフォームを置くとページを開いたりするのにも時間がかかり、その操作すら面倒を感じて離脱する方がいるかもしれないので同じページ内に問い合わせフォームを置いています。
問い合わせフォームを記事内に置くのはホームページ業者でないと難しいと思います。ですので違うページに問い合わせフォームがある場合はリンクジャンプを置いたりして対応する
HP以外、例えばこの記事を紙に書いて店舗前、店舗内に貼る場合は連絡先等を記載する。
ブログなどでこの募集記事を記載する場合は問い合わせフォームまでのリンクジャンプを置くか連絡先を記載しておく
出来たらチェック ポイントは5つ
できたらチェックします
特に重要な上記5つのポイントについてどうか確認してみてください。
書いているときはテンションが上がって冷静にチェックできないと思います。
ですのでしばらく置いてから見ると「なんだこれは」とひどい内容であることが多々ありますので時間をおいてもう一度読み返すことをお薦めします。
このチェックはブログや手紙、メールを書く時などにも当てはまると思います。
私はできていません(笑)。
特に意識しないと一文が長くなってしまい短くわかりやすい文章がなかなかできません。
読む方がわからないことがないようにと、難しい言葉を解説したりします。
でもそうすると、長く読みにくかったりという文章になってしまいます。
自分で読み返したり、他の人に見てもらい指摘してもらうのがよいかもしれません。
記事の書き方は日々精進だと思います。
評価
チェックも終わったら実際にHPなら公開、チラシなら配ったりしてその効果を評価していきます。
評価方法
評価方法は成約率(パーセンテージ)を見ます。
成約率の計算式
応募してきた人(成功) ÷ 募集の記事を見た方(トータル) × 100(%)
成約率は営業の商談やセールスコピーでも使用する計算方法です。
その記事を見た人やオファーのメールを送った人数(トータル数)に対してどれくらいの割合で成約が取れた(成約数)の指標となります。
これでセールスコピーの良し悪しを判定します。
例えばアルバイト募集のチラシを100人の人に配って5人応募してきた場合は5÷100×100=5[%]ということになります。
評価の判定方法
成約率からみる成功の割合
HPやメールは0.5~2%
チラシは2%
動画は8%
以上と自分はしています。
貼り紙をした場合は成約率の計算はできませんが、チラシを配る場合は配った人数、HPなどはGoogle Analiticsなどの解析ツールでアクセス数が簡単にわかるので計算できます。
HPでCMSを使う場合で例えばWORDPRESSの場合はアクセス解析用のプラグインがあったり、WIXの場合もアクセス数がわかりますので成功しているかどうかの判定として成約率は気にしておいてみてください。
募集がうまくいかない場合
見ている人が少ない場合
ホームページでアルバイト募集する場合は、アクセス数などが簡単にわかるので何が悪いのか比較的特定しやすいです。
アクセス数が多い、つまり見ている人が多いのに募集が来ない(=成約率が低い)場合は内容を変える必要があります。
逆にアクセス数が少ない場合は内容云々の前にSEO対策や広告を打つなどして多くの方に見てもらえるようにする必要がありますね。
見ている人が多いのにうまくいかない場合
内容やデザインがよくないのかもしれません。
内容がよくないのでは?と判断した場合は①の見出し、②のリード+オープニングなどに変更を加えテストし内容を変えていく必要があるとは思います。またペルソナの欲求に合っているか、記事を書く時のポイントをおさらいして、他の方に見てもらって感想をもらってみましょう。アルバイトを募集しようと考えている方がどういうことで困ったりしているのか、その心理を読み取り、アルバイトをすることで改善できるような内容が望ましいと思います。
私も試行錯誤の上でうまくいきました。初めからうまくいくとは思ってませんし改善を繰り返しました。
試行錯誤の段階で、特に働くスタッフさんの声を入れると際立って結果が改善していきました。
働いているスタッフさんの生の声は必ず入れた方が効果が上がると思います。
デザインが悪い場合は余白を設けてみたりや色使いなど見やすさを重視したデザインに変更してみるのが手だと思います。
実はセールスコピー的にはクロージングが抜けています。
クロージングを追加すると成約率が上がる可能性があります。
クロージングとは締めくくりです。
商談などで最後まで来て結局成約(今回は応募)を先延ばしにする人の割合は48%以上というデータもあります。
決断を先延ばしにさせないためにクロージングを追加してみるのも手かもしれません。
クロージングの内容は例えばもう一度、応募してきた方の問題定義をし、アルバイトをすればお金が入り経済的な悩みが減りますよ、シングルマザーの方は店としても支援しますよ。とあらためて念を押し、もう一度最後に募集をプッシュする、というような内容です。
紙などに書いて応募する場合
募集の内容を例えば紙に書いて店内に貼り付けた、という場合はどれくらいの方が見ているのか具体的なことがわかりません。
その場合は手を変え品を変えやっていくしかありません。
例えば店内に貼り付ける場合はもっと人目に付く場所に変えてみたり、見出しの文字や色を変えてみたり、デザインを変えたり、”まかない”の写真を入れたり…etcと試すしかないです。
まとめ
時給が低い飲食店でもコンスタントにアルバイト応募が来た理由はまとめると下記となります
セールスコピーやマーケティングといった普通の方は聞きなれない言葉、スキルが出てきたと思いますが、学習して習得したりすべてを理解してから始めると時間がかかると思います。
集客などもそうですがうまくいっている型や方法は真似することで同様の効果が得られるケースがあるのでまずはコピー&ペースト、無理せず真似するところから始めることをお薦めします。
今回の内容はセールスコピーの型を使用したわけではありませんので完ぺきではないです。
保障や責任は取りませんので自己判断でお願いいたします。
ここからは余談です
実はサラリーマン時代面接官でした。
私事ですが人材募集の面接官でした。
人事部にいて面接がメインの仕事というわけではないです。
技術的な判断が必要な場合に呼び出され面接していました。
採用不可な場合は面接官同士で特殊な合図を決めたりしていました。
野球のサインみたいなものです。
時間や労力を避け、途中で引き上げる合図です。
面接に来た人には申し訳ないですが、同席するえらい方の時間を割くわけにもいきません。
サインにしたのは面接に来た人にわからないようにするためです
それくらい面談慣れしているといいますか、場数がありました。
会社側はどういう人が欲しいのかがわかりますし、その逆で入りたいと思って面接に来た人がどうアピールするべきかがわかります。
ですので人材募集用の記事を書くのは得意中の得意であったりします。
今回の記事は実際にやろうと思うと難しかったりします。
本当にコピペだけでうまくいくとは限りませんし
私ども方で人材募集の記事の制作や人材募集用のページを含めたホームページの制作も行っております。
などお悩みの場合はまずは相談から始めてみませんか?
相談は無料です。
お伺いすることもできます。
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