ただお酒お飲んで仕事が取れた話
私は営業するのが嫌いです。
特に”買ってほしい”という一点張りの営業はよく思いません。
買う気がないお客さんに「是非買ってくれ」というのは、どうも苦手です。
なので営業の方を尊敬します。私には一生無理だと思います。
…そんなある日お酒を飲みに行ってました。
1件目
ここの飲み屋さんのホームページ(以下HP)は私が作っていました。
ホームページの効果はどうかな?と状況確認含め客として飲みに来ました。
店長さんもスタッフさんも知り合いです。
スタッフ「ここのHPいいですよね、よくお客さんそれ見て来るし」
私「それはよかったです」
スタッフ「今度知り合いのHPを作ってもらいたいです」
私「なぜ私に頼むんですか」
スタッフ「まじめだし、信頼できるから」
>私は気分を良くしてはしご酒。
-2件目へ移動-
2件目
1件目とは線路をはさんで反対側にあるお店。
まったく初めてのお店です。
オーナーさんと話す機会がありました。
オーナー「お仕事は?」
私「HPとか作ってます」
私「あそこの飲み屋のHPを作ってたりします。」
私「HPを見たっていうお客さんが昨日も今日も新規で1組入っていました。」
オーナー「すごいねぇ。」
オーナー「昔〇〇ってサイトに1回ウン万円で頼んだけど高いだけで全然ダメで」
私「そうなんですか。それは残念でしたね。」
私はさらにその店のホームページで売り上げを上げた小さな実績の話をしました。
オーナー「じゃーうちのHPの作成お願いできますか?」
>私は数時間お酒をたしなんだだけで1件の仕事が取れました。もう1件も前向きに検討中です。
仕事が取れた要因は?
>>信頼性
①自分からは全く売ってない
自分から一切買ってくれとは言っていない
相手の相談事、悩みや困っていることを聞いたりした
②自分が売れた(売れていた)
・「物売り」でなく「人売り」で取れた
・相手は”商品”ではなく”自分という人間”の信頼性を買っている
⇒年齢が高い方や富裕層の方は人を見てものを買う傾向があるようです
(富裕層マーケティングの考え方から)
③証拠で信頼性を上げた
⇒小さくても信用される確実な情報と実績
・事実を伝えた。
HPでもダイレクトメールでも成功率を上げる最も手っ取り早い方法は証拠を載せることという認識はありましたが改めて認識しました。
まとめ ~こうすると仕事が取りやすい~
高額商品はその商品の値段の高さゆえ、購入者は失敗が許されません。
購入者はいやでも慎重になってしまいます。
特にBtoCでなくBtoBビジネスであったり、高額商品を売るには人と話し、信頼してもらうことが大事になってきます。
人の相談を乗ってあげたりするだけで仕事が取れたりもするんだということ、皆さんはご経験があるでしょうか?