Webサイトの更新でよくあるHTML構文エラー。気づかず放置してしまったなんてことも。HTMLの構文エラーがGoogle検索エンジンのランキングにどのような影響があるのか実験してみました。

実験

1.経緯 ~Google検索順位の下落~

私が管理するのとあるWebサイトのGoogle検索順位が下落していました。

発覚したのは9月初旬です。3か月前まではGoogle広告を除き、地域名+特定キーワードで地域で1位でした。3ヶ月で順位が14位まで下落してしまいました。14位だとアクセス数がだいぶ落ちます。
上位の方がクリック率が高くなりますからアクセス数(=クリック数)も落ちます。アクセス数が下がると売り上げに響く大事なところなので早急に対策することにしました。
ブラウザのGoogleChomeのエラーチェッカーで確認したところ、1ページだけで多いところ46個のhtml構文エラーがあることがわかりました。
それでもしかしたらhtmlの構文エラーが多いせいで自動ペナルティーを受けているのではと疑いました。

1-1.構文エラーの検索順位の影響についての考察

マット・カッツ氏(元Googleのスパム対策チームのリーダー、検索エンジン最適化問題対策にあたる、2016/12にGoogle退職)のyoutubeチャンネルなどから下記を認識していました。

  • 「構文エラーしているサイトは多い」
  • 「Googleクローラーは構文エラーを補正して正しく判断できる」
  • 「それよりも情報の品質を評価している」
  • 要は影響はないと自分の中では判断しているつもりでした。ちなみにGoogleクローラーとは、”ウェブページを巡回し、情報を収集して データベースに登録(インデックス)するプログラム(ロボット)”のことを指します。
    このロボットが定期的に、サイトの新しいページや更新された箇所を読み、検索結果ページに最新データを反映していきます。
    ただしマット・カッツ氏は2014年から長期休暇、2016/12に退職していたようで最近のSEOには影響を与えていないとも言えるので何とも言えません…。

    1-2.自動ペナルティーの影響についての考察

    自動ペナルティーの場合は手動ペナルティーと違って明らかにペナルティーを受けたか通知が来るわけではないので確認できません。ペナルティーを受けて順位が下がっているなら原因は何か究明して修正しなくてはなりません。

    考えてばかりいてもよくわからないので実験してみることにしてみました!

    図1.Chomeエラーチェッカーの結果

    図1.Chomeエラーチェッカーの結果

    2.実験の実施

    実験的にこの46個以上のエラー全てを取り除いて順位が変わるか、確認しました。

    構文修正後はGoogleChomeのエラーチェッカーで全てのページにでエラーがないことを確認します。

    HTMLエラーチェッカーはChromeウエブストアから無料でダウンロードしてきました。HTMLエラーチェッカーのインストールが正常に完了すると、ブラウザGoogleChomeを起動後、図のようにエラーチェックの為のチェックマークボタンが右上に出てきます。参考までに。

    3.HTML構文エラー内容

    下記3種類のエラーです。

  • /pが記載されていない。(=タグが閉じていない)
  • /spanが記載されていない。(=タグが閉じていない)
  • /aが不要に記載されている。
  • 4.使用したブラウザ及びツール

  • ブラウザ Google Chrome
  • ツール HTMLエラーチェッカー(PC版はChromeウエブストアから無料でダウンロードできます)
  • 5.実験結果

    検索順位が上がったことを約36時間後に確認できました。

    Google検索順位14位(9/4 AM) → 3位(9/5 PM)

    6.まとめ

    この実験で構文エラーのタグの閉じ忘れを修正しました。その場合SEOに影響するので純粋に構文エラーが検索順位に影響する原因であったかは検証できていません。

    ただ今回のように順位に影響することもありますし、メンテナンスも考慮し構文エラーはなくしましょう。チェックはインストールして、Chome上で対象のサイトを開いてクリックするだけなので非常に簡単にできます。(ちなみにローカルにあるデータではチェックできませんでした。)

    まとめ(グラフ)