ハイドロカルチャー(水栽培)1か月間で1皿分のサラダができました。
ハイドロカルチャーとは水栽培の一種です。
水で植物を育てます。
今回、簡単にハイドロカルチャーができるコトブキ工芸さんのレグラスポニックス 300Hセットを使用しています。
管理が楽であったりするのでご紹介したいと思います。
この水槽は2段構造になっていて上部は植物を育て、水をろ過する濾材(ろざい)部。
下部は魚などを買うことができる水槽部となっています。
水はポンプで巡回させていて植物と土の代わりに使っているろかジャリできれいになります。
植物は水槽内の魚などの糞を肥料に育ちます。
ハイドロカルチャーで育てる植物は100均で売っている、ベビーリーフ(8種混合)を使用しました。
土の代わりに使っている”ろかジャリ”は2リットル使用しています。
多孔質な網目構造の結晶で、吸着保肥力が高くなっています。魚の糞などから出る有害物質(アンモニア、窒素、リン酸など)を吸着し保肥しますが、植物の根からでる電荷に接すると根に対してだけ放出(供給)する魚が住む良い環境を作ります。
水槽のph値は6.79でした。水槽で飼っている魚にはちょうどよい弱酸性です。
ph値は水槽内のジャリや石(ph値を高くする)、流木や水草(ph値を低くする)の量で調整しています。
この”ろかジャリ”は若干ph値が下がるようです、シグリットなど淡水魚でもph値が高い水を好む魚には向きません。
~ベビーリーフの発芽適温は20℃前後、栽培適温は15~25℃~
ベビーリーフの発芽適温は20℃前後、栽培適温は15℃~25℃です。水温はヒーターで26℃になっています。
種まきをして翌日には発芽していました。
発芽率は85%と袋に記載がありましたがほぼその通りとなりました。
12月の寒い季節に種まきしましたが、水温が高いので発芽率は相当良かったと思います。
日光と肥料がちゃんとしている環境ではもっと大きく、早く育ったと思います。
肥料は特にあげていないのと、LEDライト(2灯)1日8時間程で1ヶ月で食べられる程度にはなりました。
肥料を上げるのであれば、カリウムを足すべきでした。水槽で飼っている魚のえさに、窒素とリンが含まれているので足りないカリウムだけ補うのが適切かと思います。
約1か月後にはふさふさとなりました。そろそろ間引かないといけませんね。指でつまんで収穫しました。
マヨネーズでいただきました。摘みたてはシャキシャキしていておいしかったです。