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まえがき

みなさんこんにちは。

前回は業界の動向調査やペルソナマーケティングによりプロモーションを作成しPRに努めました。

そしてそのPRにより売り上げは上がりました。

ホームページについてはSEO対策も同時に行い、ホームページのアクセス数を増やすことで効果を出しました。
このSEO対策をしなければもっと悪い結果になっていたでしょう。

ではそのSEO対策とは何か?どのようにして行えばよいか?ご紹介していきます。

SEO対策とは?

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ホームページはせっかく作っても見てもらわなければ意味がありませんよね。

SEO対策はたくさんの方に見てもらうために非常に重要です。

SEOとは

SEOとは、「Serch Engine Optimazation」の略でGoogleなどの検索エンジンの順位最適化のための対策のことを言います。

パソコンやスマートフォンにあるGoogleやYahoo!などの検索エンジンってご存知でしょうか?ちなみに下の写真がGoogleの検索エンジンです。

Google検索エンジン
Google検索エンジンの写真

若い方の中には「わからない事はググって」と言ったりしています。

「ググって」の意味はGoogle検索エンジンを使って調べてという意味(だと思います)。

アンドロイド系のスマートフォンにはGoogleの検索エンジンがついていて、最近はわからない事を検索して調べたりするのに大変便利な機能が備わっています。

私もよく使います。

SEOとはその検索エンジンの検索結果の上位に表示させるための対策です。

上位に表示させればされるほど、クリック数(アクセス数)が上がることが知られています。

GoogleによるSEOの説明↓

https://support.google.com/webmasters/answer/35291?hl=ja

下記は、2017年版のGoogle検索順位別クリック率データです。
Internet Marketing Ninjasより発表されました。
検索順位が上位であればあるほどクリック率(=アクセス数)が多いことが分かると思います。

■2017年の検索順位別クリック率

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1位 :21.12%
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
4位 : 4.66%
5位 : 3.42%
6位 : 2.56%
7位 : 2.69%
8位 : 1.74%
9位 : 1.74%
10位: 1.64%
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

また下記のデータも見ていただきたいのですが、下記はGoogleやYahooなどの検索エンジンのシェア率です。
これを見ると日本では圧倒的にGoogleのシェア率が高いことが分かります。
また、Yahooの検索エンジンはGoogleとまったく同じシステムを使用しています。
つまり、GoogleのSEO対策をすることが重要だということが言えます。

■2019年9月日本における検索エンジンのシェア率

順位(ランキング) 検索エンジン シェア(%)
1 Google 76.29
2 Yahoo 15.51
3 Bing 7.43
4 Baidu 0.28
5 DuckDuckGo 0.16
6 MSN 0.12

Desktop Search Engine Market Share Japan | StatCounter Global Stats 調べ

リンク
Desktop Search Engine Market Share Japan | StatCounter Global Stats

https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share/desktop/japan/

SEO対策では次のことが言えます。

  • なるべく上位になるようにすること
  • シェア9割以上のGoogleとYahooの検索エンジンの対策すること
  • どうやって検索順位を上げればいいか?

    そもそもGoogleとYahooの検索順位を決めているのは誰か?

    それはGoogleです。

    ですのでGoogleの検索順位を上げることをします。


    次に、どういうサイトが上位なのか?ということですが、

    Googleから高い評価を受けたということです。

    正確なところは下記のリンクを参考にしていただきたいと思います。

    Googleが推奨するSEO対策については下記を参照ください。
    検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

    https://support.google.com/webmasters/answer/7451184?hl=ja

    初めて見る方にはさっぱりわからないと思います。

    かなりの技術と知識が必要です。

    また、アルゴリズムはブラックボックス化されているのでGoogleが正解なのかを明らかにしていません。

    ですので

    細かいテクニック的な点については思い切って特に実施せず、

    「オリジナルコンテンツを作ること」に集中しましょう。

    SEO内部施策で重要なこと

    ①キーワードの選定(上げたいと思うキーワード)

    ②役に立つオリジナルコンテンツを作成し、常に更新すること。

    まずはこの2点に集中し、オリジナルコンテンツを完成させましょう。

    なぜこの2点だけに集中するかというと、本来はキーワードプランニング、アクセス解析などSEO対策にはしなければならないことがあります。しかし①、②だけでも十分な成果が出たからです。
    私のお客さんのホームページは現在もこのオリジナルコンテンツの対策だけで、複数キーワード検索で地域1位をキープすることが出来ているサイトがいくつも存在します。

    コンテンツの内容を検討しブログとして記載する

    まず、①として検索されるキーワードを考えます。

    メインのビジネスとなるキーワードです。花屋さんだったら「花」、蕎麦屋さんだったら「そば」や「うどん」などです。

    興味のある人はナチュラルにこのキーワードでスマホなどから検索します。

    キーワードを中心にホームページ内のコンテンツ(ブログ)などを作成します。

    予測キーワード機能を使ったコンテンツの内容検討方法

    また、花屋さんなら「花」という言葉のさらにその次に何で検索しているかというのを”予測キーワード”機能を使用して検索します。
    やり方はGoogleの検索エンジンで花、そしてそのあとに半角ブランクだけ入れると、いくつか予測キーワードが出てきます。

    花の次に例えば、「花言葉」などが予測キーワードで出てきました。

    花言葉
    ”花”の予測キーワード機能を使ったキーワード検討

    これは、花言葉の検索数が多い(=花言葉に興味がある人が多くいる)ということの結果です。花言葉にちなんだオリジナルコンテンツ(ブログ)を作成すればアクセス数や検索数が増えるということを意味します。

    こういったキーワードでコンテンツ(ブログ)を作ってもよいと思います。

    ペルソナマーケティングを行う為のコンテンツ内容検討方法

    また、前回のコラムでご紹介したペルソナマーケティングで出てきたペルソナの山田さん(仮名)を呼び込む為のキーワードも入れたいです。

    山田さん(仮名)が好きな”ビール”、”カラオケ”といったキーワードも入れたいところです。

    ではそのキーワードはどこに入れるべきか?

    選定したキーワードをホームページのどこに入れるべきか。

    ①【重要】コンテンツ(情報)の中に入れる

     ⇒ブログなどのコンテンツ内で入れます。テーマとしてもよいでしょう。

    コンテンツの中で、この飲食店の説明や紹介の中で自然と入れるように絡めたり、この言葉自体をテーマにした内容のオリジナル文章、ブログ、コラム、日記など良いかと思います。

    強引に入れると不自然な文になったりするので注意しましょう。

    ②【そこまで重要でない】meta name内に入れる

    <meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,キーワード3">
    

    これは、トップページと言われる、xxxx.htmlのファイルの上の方にあるかもしれません。

    もしこの1文が存在するのであれば、キーワードの部分を追加してください(半角のカンマで区切って追加する)。

    meta nameとは検索エンジンに対して「このWebページの概要はこうです」と伝えるmetaタグの一つです。

    SEO的には実はそこまで重要ではありません(以前は重要でした)。

    というのは「正式にサポートされていない」ためと、Googleのクローラーが優秀になり、meta keywordsを見なくてもコンテンツ内での検索ができるようになった為です。

    そこまで重要でないので対策せず、無視していただいてもかまいません。

    役立つコンテンツを作成し、常に更新すること。

    次に役立つコンテンツの作成についてです。

    この飲食店で書いたコンテンツはたった3つでした。それと書き方に関する注意事項3点を記載します。


    <実際に書いたコンテンツ>

  • 女性にモテる男性とは 3000文字
  • 女性の口説き方(知識編)3000文字
  • 女性の口説き方(実践編) 3000文字

  • <書き方に対する注意事項>

  • 見ている人(ユーザー)目線で書く
  • 専門性のある内容
  • 信頼性のある内容

  • 解説します。

    今回の場合は社交業関連の飲食店でしたので”恋愛学校”でしか教えないような恋愛術なようなものを社交業というキーワードから連想しました。

    そしてコンテンツとして書いたものを知識編、実践編と数回にわたり2000~3000文字ほどの記事をホームページにアップしています。
    書き方についてですが、注意点があります。

    まず、必ず見ている人目線で書くという意識が必要です。

    ホームページではありがちですがついつい書いている人目線(店側の視点)で書きがちです。

    見ている人の共感を得ることが出来ず、お店側の価値観を一方的に押し付けているだけの内容になってしまうので見ている人はシラケてしまいます。

    面白くないと思って見るのを止め、他のサイトに行ってしまうでしょう。

    また、専門性や信頼性のある情報であることを意識してください。

    具体的には、信頼のあるデータ、数値のグラフや挿絵、証拠や実際に起こった出来事など専門的で信頼のある情報を上げることがミソです。

    結果、このコンテンツはスナックのホームページを見ている方にとっては知りたい重要な情報が詰まっている内容のものが出来ました。

    Google側からみても非常に役立つ情報だという判断をしたためGoogleの検索順位が上がったものと推測します。

    Google側とホームページを見ている人両者が欲しい、興味のある、役に立つ情報で評価を上げ、SEOの上位を狙うことが出来ます。

    そして更新頻度も重要です。情報がいつまでも古いのは問題です。適度に更新することが必要です。



    ・・・今回はここまでです。


    SEO対策によりこの飲食店のホームページが地域で検索順位が上位となりました。

    狙ったキーワードでも上位に食い込むできることができました。

    これでアクセス数が上がり、売り上げも上がりました。

    次回はさらに追加で行った必須な事をご紹介します。

    これを行わないと検索順位が上がらないSEOの外部施策です。

    それは”SNSなど外部の無料サービス活用”です。

    無料でできるGoogleのビジネスサービスや、SNSを利用し情報の発信と拡散を行い、ホームページのアクセス数を増やしました。

    ホームページ以外での外部施策についてご紹介したいと思います。

    では次回をお楽しみに